子供の英語学習って何から始めたらいいのだろう?そもそも効果あるの?
そんなお悩みを持っている方も多いですよね。
実は日本の外を見てみると、数カ国語を自在に操る子供たちが本当に沢山居るんです!
日本と何が違うのだろうと観察してみると、英語学習に関して気が付いたこと・カルチャーショックがいくつかありました。
- 最初から英語を英語で学ぶ
- とにかく英語を声に出す、話す、聴く
- 英語のコンテンツに大量に触れる
- 質のいい英語圏の教材を使う
- 必ず質の良い先生に教わる
- 発音をしっかり学ぶ
- 毎日のように英語に触れる
- 間違いを気にしない
これだけ見ても、今までの日本の英語教育とは全く違いますよね。
私はアジア系の外国人の友達がいますが、語学や学びの姿勢に関して、彼らから学ぶことがとても多いです。
ということで、今回は「マルチリンガルの子供の両親に聞いた、効果的な英語学習方法」を分かりやすくまとめてご紹介していきます。
実際に私が子供と紆余曲折してきた「数年間」の経験も交えましたので、よかったら参考にしてみてください。
目次
①ネイティブの英語コンテンツに大量に触れさせる
とにかく一番最初は「音」が重要です。
子供が母国語を話せるようになった過程を考えてもらうと分かりやすいですが、それは「字」や「文法」ではないはず。
まずは五感で感じられる「音」や「リズム」からスタートしてみてください。幼児の英語教室でも、これらのレッスンが最初に行われていると思います。
- Youtubeを流す
- 一緒に歌う、踊る
- 好きなアニメ・映画を英語で見る
- 英語音声付きの絵本を見る
マルチリンガルの子供達は、「他国のコンテンツを楽しんでいたら言語を覚えてしまった」ということも多いです。
私の場合、たまたま子供がピクサー映画の「カーズ」が好きだったこともあって、その英語版をほぼ毎日のように見させていました。
そして英語の絵本を用意する場合にも、必ずネイティブの音声付きを選ぶようにしてください。
最近はAmazonでも、オーディブルの本がたくさん出ています。とても便利なので、利用してみてくださいね。
実際のところ、英語を身につける上で発音はかなり重要なポイントになります。「発音なんて気にしなくて大丈夫」という方もいますが、発音が悪いと英語が通じないのでご注意を!
②カードや絵本で単語に触れる
少しずつ単語を覚えていきましょう。
この時、フラッシュカードや絵本などで、視覚を使って覚えると早いです。
とにかく習慣化して毎日触れさせることが大切なので、ゲームみたいに遊びの一環として取り入れてみると楽しいですよ。
これも出来れば音声付きのものがおすすめです。
③フォニックスを体に叩き込む
英語のコンテンツに慣れてきたら、「フォニックス」をしっかり身につけましょう。
フォニックス(英: Phonics)とは、英語において、綴り字と発音との間に規則性を明示し、正しい読み方の学習を容易にさせる方法の一つである。英語圏の子供や外国人に英語の読み方を教える方法として用いられている。
Youtubeで検索するとたくさん出てきますが、英語の正しい読み方を覚える方法として有名です。
ネイティブの子供達も幼い頃にしっかり学びます。
フォニックスが身につくと、発音の理解が進んで正確な音が出せるようになりますから、早い段階で身につけておくとその後がとても楽になりますよ。
- Youtubeで「Phonics Song」を歌う
- フラッシュカードを見ながら発音してみる
④英会話スクールなどで講師に教わる
①〜③までの流れは、家庭でも頑張ればなんとか出来たりします。
ですが、正直なところかなり骨が折れます!
むしろ初めからスクールやマンツーマンの講師を探して学んだ方が早いです。
- 英語を本格的に教えるならプロの手が必要
- 年齢が上がるごとに、体系的に学ぶ必要性が出てくる
- 継続や習慣化にはスクールが一番
幼児ならリズムや音が中心の英語教室がおすすめですが、集中力のある子や小学生ならマンツーマンのオンライン英会話が圧倒的に伸びます!
マンツーマンのメリットは、子供の英語レベルに合わせたカリキュラムで学習を強化してくれるところ。レッスンは子供一人一人に合わせて進んでいくので、得意も苦手も必ず伸ばしてくれますよ。
後悔しないスクールの選び方
- 子供が目指す目的に合わせたスクールを選ぶ
- カリキュラムが信頼できる
- 質の高い講師が在籍(ネイティブ or バイリンガル)
- レッスン内容、料金共に継続しやすい
- アフターフォローがしっかりしている
「将来留学したい」「英語で仕事がしたい」「ネイティブ並みの英語力を身につけたい」「英検対策をしたい」「学校英語のフォローをしたい」など、目指す目的に合わせていくと、ぴったりのスクールが見つけられます。
無料体験レッスンも利用しつつ、カリキュラムの信頼度、講師の質などを確認して、継続出来そうかどうか検討してください。
⑤家庭での英語学習のフォローアップ
基本をプロにお任せしたら、自宅でのフォローアップも必ず行なってください。
「スクール × 家庭学習」でより良い効果を出すことができます。
自宅では基本をコツコツ続けていけば大丈夫ですよ。
スクールで学んだことを復習
自宅学習したことをスクールでアウトプット
多読・多聴する
英語コンテンツを楽しむ
とはいえ、継続や習慣化が一番難しい壁ということも事実。
カリキュラムや学習プランが整っている「通信教材」を使うのも手です。
おすすめはこの二社。
我が家は、進研ゼミの「チャレンジイングリッシュ」を使っていますが、これのおかげでようやく習慣化に成功しました。
それ以外には、大好きなマインクラフトのYoutubeを見せています。
⑥誰かと話してみる
身近に外国人がいる環境であればいいのですが、もし話せる機会があれば話してみましょう。
なかなかそう言った機会がない場合には、低料金でたくさん使える「オンライン英会話」を利用するのがおすすめです。
日本に来ている留学生と交流できる、子供のためのイベントもありますよ。
ぜひトライしてみてください。