小さな頃から英語に触れさせた方がいいのは分かっているんだけど、どうしたら興味を持ってくれるんだろう?
日本で暮らして日本語を話している以上、英語に興味を持ってもらうことって難しいですよね。小さな子供なら尚更です。
しかし自宅に居ながらも、子供が英語に興味を持つようになる方法があります。忙しい育児の合間、誰にでも行える簡単な方法です。
私が実際に行った方法なのですが、だただた遊びながら行っただけ。結果的に子供自身から「英語を学びたい」と話すようになりました。
小さなお子さんに英語をスタートさせてみたい方、今後どうしようかと悩んでいる方へ、簡単に行える5つの方法をご紹介していきます。
目次
Youtubeで英語の歌を聞かせてみる
子供が興味を持ちやすく、英語の入り口として最適なのが歌です。
音源は「Youtube」からで十分。
子供向けのメジャーな英語コンテンツが簡単に見つかります。
- Kids songs
- Kids english songs
この辺りで検索してみると、覚えやすい英語の歌がたくさん出てきますよ。
聞き覚えのあるメロディーも結構ありますし、中毒性のある曲まで。簡単な英語で歌われていますので、親子で一緒に歌ってみてください。最初は簡単なABCの歌でもいいと思います。
個人的なおすすめはこの辺り。
- Bingo
- Wheels on the Bus
- Twinkle twinkle little star
- Phonics
Phonics(フォニックス) で英語の音を覚える
Phonics(フォニックス)は、歌だけでなく、様々なコンテンツがYoutubeから見つかります。
フォニックス(英: Phonics)とは、英語において、綴り字と発音との間に規則性を明示し、正しい読み方の学習を容易にさせる方法の一つである。英語圏の子供や外国人に英語の読み方を教える方法として用いられている。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
歌いながら英語の発音が身につき、ついでに単語も覚えられるので一石二鳥。大人が歌っても結構楽しいですし、ぜひ親子で試してみてください。
さらにこれが身につけば、今後の英語学習の大きな助けになります。
出来ればローマ字を覚える前に、Phonicsを聞かせてあげるといいですよ。なぜならローマ字の音と英語の音は全く違うからです。正しい英語の発音が理解できれば、それだけで大きなアドバンテージになりますよ。
英語の絵本やカードを利用する
絵本のいいところは、イメージと言葉が直感的に繋げられるところでしょうか。
英語の意味が分かってなくても大丈夫です。まずは、仕掛け絵本のような絵で楽しめる本を用意して、それに子供が興味を持ってくれたならもうそれで十分。何度も英語の絵本を開いてくれるようになりますから。
我が家は仕掛け絵本の他に「エリック・カール」の絵本が大活躍しました。
「はらぺこあおむし」の作者ですね。
絵が綺麗で見やすいからか、子供も興味を持ってたくさん見ていました。英語版のペーパーバックなども、Amazonで簡単に見つけることが出来ます。
最近は音声付きの絵本やオーディオブックなんかも出ていますので、それを利用するのもありです。私は発音に自信がないので、大変お世話になりました。
英語カードは一つ持っていると便利
英語カードを使った「カードゲーム」が想像以上に子供に好評でした。
私が使っていたものは、表側にイラスト、裏側に英単語が書かれたカード。これがあるだけで何通りもゲームが楽しめてしまうので、一つ持っておくと便利ですよ。
私たちが実際に遊んだゲームの例をいくつかご紹介します。
- カルタとして遊ぶ
- 色集め、仲間集め
- アルファベット当てクイズ
- 宝探しゲーム
- クイズ
ゲームにするとやっぱり楽しいこともあって、すぐに全部の単語を覚えてしまいました。英語が楽しいと思ってくれたのも、ゲームの力が大きいです。
お風呂で遊ぶアルファベット
忙しい育児中は、お風呂の時間を有効活用してみました。
使ったのは、壁に貼って遊べる「アルファベットのおもちゃ」です。
お風呂は毎日入りますから、必然的に毎日アルファベットに触れることになります。「これはAだね」なんて言いながら毎日やっていると、習慣化してあっという間に覚えてしまいました。
アルファベット以外にも動物や車などの様々な形も出ています。絵本や動画で見たことのある形には「これはCarだね」と言ってくれたりしますよ。
少し成長してきたら、アルファベットを並べて単語を作るゲームも出来ますよ。
海外アニメを英語で楽しむ
好きなアニメがあるならば、是非英語の音声で見せてあげることをおすすめします。
日本語を勉強している外国人の方からよく聞きますが、アニメ好きが高じて日本語を覚えた方が本当に多いです。興味のあるものを通じて学ぶことは、語学習得の近道ですからね。
子供の場合、ピクサー映画やディズニー映画などが分かりやすいと思います。使っている言葉も子供向けですし、何より映像で楽しめるので、英語が分からなくてもなんとなく鑑賞出来てしまいます。
我が家の場合は、ピクサー映画の「カーズ」にのめり込みまして、何度も繰り返し流して見ていました。何より、当時まだ幼児だった本人が「英語をもっと覚えたい」と言い始めたきっかけが、実はこの「カーズ」だったのです。
興味のあることから英語の道を開いてあげるのは、大変効果があります。
日本のアニメでも、たまに英語版が発売されているものがありますので、一度Amazonで探してみてくださいね。
世界地図で遊んでみる
世界地図から異文化に興味を持ってくれることがあります。
それぞれの国の話を、出来れば子供の好きなことと関連づけて話をしてみてください。
他の国は日本語を使わないこと、多くの言語が存在していることも、世界地図を通して学ぶ事が出来ますし、なぜ英語が話せるといいのか子供も自然に理解してくれるようになります。
地図はいつでも見られるよう、壁に貼っておくのがポイント。その他に、世界地図関連の本もたくさん出ていますが、異文化を学べる図鑑なんかも良かったですよ。
以下は実際に使っていたものです。
- マップス 新・世界絵図
- ザ・マップ ぬりえ 世界地図帳
- 地図で知る 世界子供図鑑
- (ロキリフ)ウォールステッカー 世界地図
その後はどうなった?
私が実際に行った5つの方法はいかがでしたか?
どれも遊びのついでや隙間時間を利用して出来る事ばかりなので、出来そうなものから取り入れてみてくださいね。コツとしては「楽しく遊ぶ」事がポイントですよ。
現在小学校低学年の息子は、この方法で英語がとても大好きになりました。将来の夢を叶えるため、今はオンライン英会話で英語を学んでいます。始まりは小さなことからでしたが、少しずつ芽が育っていることを感じます。
最初はちょっとしたことからで大丈夫です。
子供の興味を大切に、可能性をたくさん広げてあげてくださいね。